【トリプル】どうわ のうかのうさぎとゆきのしつげん

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のうかのうさぎとゆきのしつげん

作:メガ
絵:まーろう(@marlow613)

小学校中学年から

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 トリプル村のミミロップは、はたらきものの農家。
 今日もよう気に歌をうたいながら、はたけをたがやしています。

428.png「かーいたくせーいしん パーイオニアー♪」

 けれど近ごろ、ミミロップはこまり顔。
 大じな作もつを、がい鳥がみんなブレバでかりとってしまうのです。

663.png「たねもみをよこせぇー!」
428.png「こまったわ。これじゃおちおちたがやせやしない。」

 しかたがないので、ミミロップはファイアローにまけない作もつをさがすことにしました。


 村の外へ出てみると、そこにはいろいろな作もつがありました。
 モロバレル、ルンパッパ、ユキノオー、チェリム……

428.png「よの中にはいろいろな作もつがあるのね。」

 ミミロップはその中から理そうの作もつをさがしましたが、なかなかおめがねにかなう作もつは見当たりません。
 それもそのはず、ミミロップのじょうけんといったら!

428.png「まず、たがやすはAとCを上げるんだから、りょう刀がいいわ。
    それに、ファイアローのはちまきブレバをたえてくれなくちゃ。
    そうそう、モロバレルにだ点がないとね。Cの上がったバレルにつめられちゃうわ!」

 こんなすごいポケモンがいるのなら、みんなつかっています!


 そんなわけで、ミミロップはあらかた作もつを見おわってしまいました。

428.png「こまったわ。これじゃたがやせない。」

 村はずれをとぼとぼ歩いていると、なにやらあたりのよう子がかわってきました。
 あたり一めんがぬかるんだしつ原になって、うまく歩けないのです。

428.png「いったいどうしたことかしら。まるですばやさが1/4になってしまったようだわ。」

 ふしぎに思いながら歩いていくと、しつ原のまん中に二ひきのポケモンがいます。
 うちゅう一かわいいポケモンのメガニウムと、ゲッコウガです。

428.png「こんなところであの二ひきは何をしているのかしら。」

 気になったミミロップは、近づいて二ひきにあいさつしてみました。

428.png「こんにちは。ここで何をしているの?」
154.png「あら、こんにちは。こんなところにめずらしいわね。」
658sss.png「ぼくらはここでしつ原のちかいをれん習しているんだ。」
428.png「まあ、それじゃこのしつ原はあなたたちが作ったのね。」

 ミミロップはおどろいてしつ原と二ひきを見くらべました。
 そうしていると、めずらしいところがひとつあるのに気づきました。

428.png「あら、ゲッコウガさん。あなた、草タイプなのね。」
658sss.png「ああ。ぼくらはメガニウムのほうがはやいからねえ。しつ原のちかいをつかうと、ぼくは草タイプになるんだ。
154.png「わたしはおくびょうでさいそく、ゲッコウガはおっとりでS12ふりなのよ。」
428.png「まあ! おっとりということは、あなたはりょう刀かしら?」
658sss.png「うん。ニンフィアたいさくのダストシュートをおぼえているよ。」
428.png「それじゃあ、ファイアローのはちまきブレバをたえられる?」
658sss.png「ああ。ちかわずにいればたえられるし、みずのちかいでファイアローをたおせるよ。」
428.png「それじゃあ、モロバレルにだ点はある?」
658sss.png「ああ。たつじんのおびをもっているからね。こおりわざで強気に出られる。

 これをきいたミミロップはおおよろこびです。ついに強そうな作もつが見つかったのです。

428.png「すばらしいわ。よかったらいっしょにがい鳥くじょにきてくれないかしら。」
658sss.png「いいとも。メガニウムがよければだけどねえ。」
154.png「わたしもいいわ。ファイアローはこわいけど、バコウのみをもっているから、ブレイブバードをたえられるの。」

 こうして、二ひきはミミロップのパーティにくわわりました。


 三ひきがはたけを目ざしていくと、空がにわかにかきくもりました。
 そして、ばらばらとあられがふりそそいでくるのです。

154.png「きゃあ! いったいどうしたのかしら。」
658sss.png「ううん、だれかがふらせているのかね。」
428.png「ユキノオーさんかしら。たがやしてみましょう。」

 ミミロップはあたりをたがやしてみましたが、それらしきエフェクトははっ生しません。

428.png「どうやらユキノオーさんではないみたいね。」
154.png「わたしのAとCが上がっただけね。」

 三ひきがきょろきょろとあたりを見回していると、ゲッコウガが足元に何かがおちているのを見つけました。

658sss.png「おや、何か出てきたよ。」
154.png黒くてきれいな石ね。」
428.png「たがやしているとときどきめずらしい石が見つかるのよ。とっておきましょうか。」

 三ひきがそうしていると、一ひきのポケモンがこちらにやってきました。

699.png「ああびっくりした。今たがやしたのはきみたちかい?」
428.png「ええ。あなたはアマルルガさんね。」
658sss.png「ひょっとして、このあられはきみがふらせていたのかい。」
699.png「そうだよ。ぼくのとくせいはゆきふらしだからね。ごめいわくをかけてしまったかな。」

 そのことばに、ゲッコウガは首をふるとこう言いました。

658sss.png「いいや。とんでもない。それよりどうだろう、きみ、もしよかったらぼくたちのパーティにはいらないかい。」
428.png「ええっ。」
154.png「ええっ。」

 おどろくミミロップとうちゅう一かわいくおどろくメガニウムに、ゲッコウガはせつ明します。

658sss.png「ぼくはふぶきをつかえるんだ。ぜん体わざはい力が3/4になるけれど、それよりひっ中でふく数をこうげきできることのほうが大きいよ。」
154.png「なるほどね。わたしは前のしょく場のせいでHPが16n-1ちょうせいしてあるから、あられもそれほどいたくないわ。」
428.png「それに、アマルルガさんはいわタイプだからファイアローにも強いのね!」
699.png「ああ。げんしのちからで一げきさ。だいちのちからがあるからヒードランにも出られる。」
428.png「すてきね。どうでしょう、一しょに来てくれるかしら。」
699.png「ああ、いいとも。」

 こうして、アマルルガがパーティにくわわりました。


 ひっ中ふぶきを手に入れた四ひきはいきようようとがい鳥くじょにむかいましたが、と中でこまったことがおきました。
 しつ原パーティは、トリックルームに大へん弱いのです。

658sss.png「せっかくあい手のすばやさを1/4にしてしまうのに、トリックルームをされたらこまるねえ。」
699.png「ぼくはれいせいさいちできあいのタスキをもって行どうほしょうもしているけれど、それだけじゃなあ。」
154.png「それだったら、いい知り合いがいるわ。」

 そう言うと、うちゅう一かわいいメガニウムは、一ひきのポケモンをしょうかいしてくれました。

609.png「はじめまして。シャンデラといいます。」
154.png「シャンデラさんはトリックルームふういんできて、ねこだましをうけないのよ。よくおせわになってるわ。」
609.png「ほめてもらってきょうしゅくだわ。」
699.png「ほかにどんなわざをふういんできるんだい?」
609.pngまもると、かえんほうしゃよ。」
658sss.pngまもるをふういんできるのは大きいねえ。ぼくらもメガニウムい外はまもるをおぼえているし。」
428.png「すばらしいわ。ぜひ一しょにきてくれないかしら。」
609.png「わたしでよければ、お手つだいするわ。」

 こうして、シャンデラがパーティにくわわりました。


 こうして、五ひきはミミロップのはたけにやってきました。
 しかし、そこではとんでもないことがおきていたのです。

115m.png645r.png145.png681s.png635.png663.png「「「「「「スタン! スタン!」」」」」」
609.png「なんということでしょう。ガルーラに、ギルガルドに、サンダー。サザンドラやランドロスまでいるわ。」
154.png「スタンは一体いたら六体いると思ったほうがいいわね。」
699.png「ランドサザンサンダーはふぶきを当てればいいとして、ガルーラやギルガルドはきびしいね。」
658sss.png「そもそもランドロスはここにいてもらったほうがいいんじゃないかねえ。」
428.png「だめよ。ランドロスがみのらせる作もつをねこそぎかりとるのがあいつらなんだもの。」
658sss.png「そうはいってもねえ。シャンデラはSにふっていないしなあ。それにぼうじんゴーグルをもっているからギルガルドにゆうりとも言いがたいからなあ。」

 五ひきがうんうんうなっていると、とつぜんなぞの光があたりをてらしはじめました。

699.png「こりゃいったいどうしたんだい。」
154.png「まって。この光、おぼえがあるわ。」
658sss.png「知っているのかい、メガニウム。」
154.png「ええ。これはメガシンカの光よ。レベルが32になったり、強いいのりがとどいたり、メガストーンをもったりするとメガシンカできると言われているの。」
609.png「メガシンカ! でも、どなたができるのかしら。」
154.png「わたしはもうしているわ。」
658sss.png「ぼくはサトシになるしかないよ。」
699.png「カロス出しんはメガシンカにあまりえんがないんだ。」

 自ずから、みんなのしせんはミミロップにあつまります。

428.png「そう言えば、さっききれいな石をひろったわね。」

 ミミロップがひろった石にふれてみると、どうでしょう。
 大きな音が鳴りひびいたかと思うと、ミミロップはメガシンカをとげていたのです。

428m.png「まあ! これは!」
154.png「あの石はミミロップナイトだったのね。わたしたちとのきずながふかまったおかげでメガシンカできたのね。」
609.png「でも、これでガルーラにかてるのかしら。」
428m.png「まかせてちょうだい。今ならあいつらにかてそうだわ。みんなはまもっていて。」


 そう言うが早いか、ミミロップはかれらの前に飛び出していきました。

681s.png「な、なんだ!?」

 ギルガルドがおどろいているすきに、ねこだましをうちこみます。

658sss.png「おどろいたね。ねこだましが当たったよ。」
699.png「これはきもったまだね。ゴーストタイプにねこだまししてくるなんておもっていなかったんだろう。おとくいのキングシールドもするひまがなかったようだ。」

 そのままけたぐりでメガガルーラを一げきでしずめてしまいます。

154.pngけたぐりでメガガルーラを高らん数ですって。すばらしい火力ね。」
609.png「さて、こうなったら、こわいものはないわね。」

 四ひきもそれぞれのとくいを活かして、あい手をたおしていきます。
 しばらくすると、ファイアローとスタンのなかまたちはくじょされてしまいました。

663.png「ひでぶー!」
154.png「これでもうあん心ね。」
428m.png「ええ。本当にみんなありがとう。」

 ミミロップは大よろこびで、みんなにおれいを言ってまわりました。

699.png「いや、まだだ!」

 しかし、スタンのなかまたちはまだいたのです。

700.png「ダハッハー!」

 とつぜん、メガネをかけたニンフィアがハイパーボイスをうちながら飛びこんできました。
 これはいくらメガシンカしていても一たまりもありません。
 みんながもうだめだと思ったその時、ハイパーボイスは目の前で何かにふせがれました。

609.png「これは!」
658sss.pngワイドガードだねえ。」

 ニンフィアの前に立ちふさがったポケモンは、ニンフィアがいきをすいこんでいる間にするどくアイアンヘッドをうちこみました。

700.png「ダハッハー……」

 さすがのニンフィアもこれにはひとたまりもありません。

681s.png「おけがはありませんか。」
428m.png「あなたは!」
699.png「ギルガルドじゃないか。しかしきみはスタンのたみのはず。」
681s.png「はい。たしかにぼくはスタンのたみでした。しかし、さきほどのねこだましで目がさめたのです。こういうバランスのあやうげなパーティをまとめるのがぼくの本当の生き方なのだと。」
154.png「なるほどねえ。たしかにあなたがいれば、いろいろなところを広くごまかせるわ。」
681s.png「はい。ぼくはいのちのたまをもってシャドーボールアイアンヘッドをりょう立していますから、ニンフィアにも強いですよ。」
658sss.png「しかし、ということはきみもおっとりなせいかくだろう。パーティに二ひきもおっとりがいてだいじょうぶかねえ。
428m.png「わたしは大かんげいよ。なんてったって、わたしをまもってくれたんだもの。」
609.png「それならいろんはないわ。」
428m.png「さあ、はたけをあらすものもいなくなったことですし、今日はパーティをしましょう。そして、明日からまたはたけをたがやしましょう。」

 六ひきはたたかいでとてもおなかがすいていたので、もちろんそれにしたがいました。


 それからというもの、はたけにスタンのたみはやってこなくなりました。

428m.png「ひーびのーおこないー たーゆまぬどーりょーく♪」

 ミミロップは今日もよう気に歌をうたいながらはたけをたがやして、たまに六ひきであつまってトリプルレートへとむかいました。
 今日もかれらは、なかよく1600ふきんをたがやしています。

IMG_20160327_234136.jpg

おわり
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初めまして、ツチヤンと申します。
Twitterで回ってきて読ませていただきました。
ポケモンの育成は本業ではないのですが、とても面白かったですo(・土・)o。
僕もメガニウムは小学生の頃のパートナーだったので大好きです。

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>ツチヤンさん
コメントありがとうございます。
このブログはメガニウムが好きな皆さんのためのブログなので、メガニウム好きに読んでいただけて本望です。
なるべく広く読んでいただけるブログをめざして、育成に興味のない皆さんにも見る価値のあるコンテンツを発信し続けていこうと思っています。よろしくお願いします。
プロフィール

メガ

Author:メガ
強い祈りがニウムに届く…!

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